アメリカで、フロスで歯の間を掃除することには医学的な根拠が何もない状態だったことがわかりました。そこで、「Dietary Guidelines for Americans(米国人のための食生活指針)」という指針からフロスで歯を磨くということは削除されたということですが、その効果のほどを知っている人は、歯科医師をはじめたくさんいると思います。
ここで間違わないようにしなければならないことは、フロスで磨くことの科学的根拠をつかむことが難しかっただけで、その効果はみんなが認めているということです。フロスを使うことはこれまでのように推奨されるでしょうし、歯間を綺麗に保つのには必要なものだと思います。
こういうことがニュースになっただけで事実には何も変わりがないということでしょうか。
ところで、フロスを使って歯間掃除をしている人はどれくらいいるのでしょうか?使っていない人は是非一度使ってみるとびっくりすると思います。ごっそりと汚れが取れることがありますので。しかもこんなもの食べたっけ?みたいな汚れもたまにあります(汗
そういうものが多分口臭の元になったりするのでしょうから、口臭が気になる人は是非フロスを使ってみるといいと思います。
郷ひろみさんが、自宅で歯間を普通の糸で慣れた手つきで掃除していたのを見たことあります。その時は最後に舌も掃除していましたっけ。普通の糸でやるのはなかなか難しいと思いますので、糸ようじなるものを購入してやるのが一番入門しやすいと思います。
クリニカのY字フロストや小林製薬の糸ようじなど、いろいろなものがあると思いますので自分の使いやすいものを選びたいですね。
フロスで歯間を掃除すること自体は19世紀後半にもうやっていたということがわかっています。その頃に歯間を磨くのにフロスを使うことで特許を取った歯科医さんがいらっしゃるそうな。ですので近頃出てきた技術ではないんですね。
というわけで、是非、歯磨きにフロスを取り入れてみてください。