赤ちゃんも歯ぎしりをすることがあります。
初めて子供を持った親はびっくりするかもしれませんね。
結構な音を立てて歯ぎしりする子もいます。
しかしこれは一般的には子供の成長過程において必要なことだと言われております。
ここでは赤ちゃんの歯ぎしりについて書いています。
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赤ちゃんの歯ぎしりについて
歯ぎしりの主な原因はストレスですが、それ以外に噛み合わせが原因となることがあります。人の一生の中で噛み合わせは、その時期や口の中の環境によって変化していきます。
ある意味、それも無意識下でかかるストレスの1つかもしれません。
人の顎は頭蓋骨に付属した上の顎、そして独立した下の顎から成り立っています。
下の顎は関節部分や筋肉、神経などで上の顎と接続され機能しています。
そして、脳の入った重たい頭蓋骨と体は、頚椎(首の骨)と噛み合った歯で支えられバランスを取っているのです。
ということは、歯の噛み合わせ次第で体のバランスも崩れてしまう、といっても過言ではありませんね。
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生まれたての赤ちゃんは歯がありません。
歯が生えてくるにつれて噛み合わせが生じてきます。そして既にこの時期から歯ぎしりをする子がいます。
この時期の歯ぎしりは、噛み合わせに最適な位置探しをしている下の顎が、居場所探しの旅をしているために歯ぎしりをするとされています。
生えそろった歯でしたら、上下の歯の凹凸が入り込む形で噛み合わせが決まるのが一般的です。
大体その位置で顎の位置も安定するのですが、歯の生えそろっていない赤ちゃんではそれは不可能ですよね。
また、歯ぎしりには思った以上に強い力がかかっています。
こういった強い力で噛むことによって、赤ちゃんは顎の骨を強くしさらにしっかりと噛む力を育てているともいわれています。このように成長に合わせて、体が本能的に歯ぎしりをしているのです。
よく見るとまだ生えそろわない乳歯の前歯が既に擦り減って平らになっている子や、ぎりぎりとものすごい音をたてて歯ぎしりをする子もいます。
そんな姿にびっくりするお母さんも中にはいらっしゃいますが、それほど心配することはありません。
成長の過程だと思えばいいでしょう。
もちろん赤ちゃんにもなんらかのストレスがかかっていることもありますので、ストレスによるものはまったくゼロとは言い切れません。
健やかな赤ちゃんの成長のために、できるだけ不要なストレスのない快適な環境を赤ちゃんに与えてあげるのは当然のことといえますね。
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