短期間で歯並びを治す方法があるならば、それはそれでよい方法なのかもしれませんが、
それにはやはりメリットやデメリットがあるわけなのです。
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短期間で歯並びを治す方法とは？
歯並びをよくするための治療は、矯正治療と被せ直す方法の２つがあります。その中で、審美歯科で主に行われている被せ直す治療について説明します。
「前歯がでこぼこに並んでいて見た目を綺麗にしたいけれど時間がかかるのはいや」という希望がある場合、一番早いのは並びを修正したい部分の歯を削って綺麗に並ぶ形で被せてしまう方法です。通常矯正治療によって歯並びを治すには、数年単位の期間を必要とします。成人の方で仕事をしているから矯正の装置をつけるのには抵抗がある方でも、被せてしまう方法なら時間と見た目の両方をカバーできるのは確かです。
審美歯科で被せ直す場合、被せるものをどんな材質のものにするかで金額が変わってきます。オールセラミックやハイブリッドセラミック、メタルボンドなど歯の色を綺麗に再現できる材料を使うと１本当たりの価格×被せる本数分の費用がかかりますので数十万円という金額になります。つまり１本当たり８万円なら前歯６本を被せる場合４８万円かかるということです。
もちろんこの方法にもメリットとデメリットがありますのでご説明します。
＜メリット＞
- 希望の色合いにすることができる
- 虫歯などがあっても治療の跡を残さず被せることができる
- 歯や歯の並び方をある程度決めることができる（少し小さめの歯にしたいなど）
- 比較的短期間で歯並びを改善できる
＜デメリット＞
- 健康な歯でも削る必要がある
- 歯を削る量が比較的多い
- 硬いものを噛んだり噛み合わせによっては破損することがある
- 歯の並び具合によっては適さない（できない）ことがある
- 費用が高額になる
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単に歯並びを綺麗にするといっても、噛み合わせや顎の形など様々な条件があり中には希望通りにはならないこともあります。また、歯並びの状態によっては事前にある程度の矯正治療を必要とする場合もあります。
それと、歯は一度削ると元に戻すことはできません。ご自分の状態をしっかり診断してもらい納得した上で、費用やある程度の期間などを説明してもらいましょう。
